なるべく削りたくない方へ
concept

マイクロスコープの使用による精密治療

マイクロスコープの使用により、最大80倍の倍率での治療が可能。それによる低侵襲かつ精密治療を実現。
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拡大鏡による精密な治療

当院では、歯の健康な部分を削らないように拡大鏡を用いて精密な治療を行っています。
画像のように、裸眼と拡大鏡下での見え方には大きな違いがあります。院長は症例に合わせて裸眼、3.5倍、6倍の3通りの方法で治療を行っています。

画像(上図)の裸眼と拡大鏡

虫歯の範囲だけ削る

残念ながら現在多くの歯科医師が虫歯を削る際に「勘」や「経験」などあやふやな基準で削っています。いくらキャリアのある歯科医師でも健全な歯と虫歯の部位を完璧に見分けることは不可能です。
当院では「う蝕検知液」という虫歯の部分が赤く染まる液体で確認しながら削っていますので、虫歯の取り残し、削り過ぎなどないように努めています。
また、神経に近い虫歯は機械だと削り過ぎてしまうので、手用の道具で削っていきます。

3-mixの使用

3-mixてどんな治療法?

  • 歯の将来を見据えた治療法
  • 歯髄(歯の神経)を生かしたい場合におこなう虫歯の治療方法
  • 病巣を削るのではなく、薬剤によって無菌化
  • 歯の削る量が少なく、歯髄を残せる可能性の高い虫歯治療

特に、子供の乳歯の治療に有効的で、「歯を削る量が少なく、痛みの少ない治療法」です。
歯医者が怖いという方にはオススメです。

※虫歯の状態、アレルギー疾患、健康状態によっては、3-mix法による治療をおこなえない場合があります。 又、治療後、症状が残る場合は通常の虫歯治療をおこないます。

手順1虫歯が歯髄(歯の神経)まで迫っています。
このような場合、普通は細菌に侵された部分をすべて除去するために歯髄を除去することがあります。歯の神経がなくなると、歯に栄養が行き渡らなくなり、変色の原因や将来的には歯を抜くことになるかもしれません。
そこで、3Mix法によって「歯を生かすための治療」を試みます。

手順2エナメル質や象牙質の死んだ組織を削りだし成形します。
この時、自然治癒が期待できる象牙質はあえて残します。こうすることで歯を削る量を最小限に抑えることができ、歯髄(歯の神経)も残すことができます。

手順3洗浄・消毒を念入りにおこない、虫歯だった部分を完全に覆うように薬剤(3Mix)をセットします。
これで薬剤の抗菌力が作用して虫歯の進行はなくなります。

手順4最後に歯科用のつめ物で密封します。
約1週間後に確認して問題のみられない場合は治療終了となります。
レジン(プラスチック)やセラミックなどによるかぶせ物が必要な場合は処置(歯冠修復)をして終了になります。
3Mixは効果が100%ではなく、歯科界でも賛否の別れる治療になります。
将来的に痛みが出たり、神経を抜くこともまれにあります。
こちらからすすめる事はありませんので、ご希望の方はおっしゃってください。

そもそも虫歯にならないようにする

当院は予防に力をいれていて、「虫歯になったから歯医者で治す」ではなく「歯医者に行って虫歯にならないようにする」という考えのもと、診療を行っています。
定期健診でリスクを管理していき、お口の健康を守っていきましょう。